一敗地にまみれたその原因。

2011年07月03日 17:28

 7月2日(土)、四段位認定大会に参戦致しましたが、結果、見事不合格してしまいました。
 大きなトラブルに見舞われたわけでなく、普段どおりに打つことを目標にして作業をし、製品はそれなりの出来でしたので、その分ショックは大きいものがあります。
 
 ま、しかし、厳正な審査によるものですから、ここは、素直に受け止めるしかありません。
段位認定大会では、個人ごとに、審査の採点結果が、水回し○点、捏ね○点、‥という風にした採点表として貰えます。
 私の採点表を見ますと主に「切り」が不出来のようでした。

 下の写真は、私の製品です。

hugoukau.jpg


 全般的に、概ね普通に切り進めたと思います(下の箱左が切り始め)。しかし、一番最後の束(上の箱の右側)が確かに良くありません。(また、切りくずの量も多かったようです。)

 その原因は、実は採点結果でいう「切り」自体にあるのではなく、「最後の束に該当する部分、すなわち本延しにおける生地の上下(南北)に当たる箇所の粉粒子間の結合が極端に弱くなっていた。(このため、しっかりした麺線とならなかった。)」という点にあると考えています。

 一般に、不具合の原因はその上流の工程にあり、更にその原因はその上の工程にある、という風に連鎖していますが、今回原因をさかのぼっていきますと「捏ね」の段階に不具合の萌芽があったように思われます。

 今回の作業状況は次のようでした。

【1】水回しは、通常よりもわずかに加水量が少なかったが、良好に推移し、比較的良好のドウが出来た。(ここまでは概ね良好)

(ここからが問題)
【2】時間を気にし、捏ねに費やすべき時間を短縮したため、全体に粉粒子間の結合が不十分となってしまった。

【3】ではあったが、本延しの際、生地の中央部分は何とか押さえながら延せた。しかし、上下(南北)に当たる端の部分は、結果的に引っ張るような延し方になってしまうので、結合が弱まった。作業中、この状況が見えたので、麺棒を純粋に転がす延し方などで補正を試みたが十分な対応になり得なかった。

【4】結果、(本延しの際の)生地の上下(南北)に当たる端の部分の結合が、他に比べると弱いものとなった。

【5】3枚に畳み(12枚重ね)を行なうと、畳み終わった状態の左端に、上記の弱い部分が重なる。

【結果】よって、最後の束の部分がうまく繋がらず、写真のように乱れてしまう。


 きれいごとを言ってもしょうがありませんし、愚痴や言い訳は好きではないので、本心を言いますと、不合格というのは、とってもとっても悔しいです。

 本来歳をとれば、執着がなくなってきますが、私は(精神的に)まだまだ若い(?)ということでしょうか、また元自衛官としての血がまだまだ騒ぐということでしょうか。
 こういう精神状態というのは悪いことではありませんし、今回こういう大きな心の振れを味わえたということは有り難いことではないかと思っています。(最後に半分きれいごとを言ってしまいました。)


※ということで、あとしばらく目指せ四段を続けます。




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