目指せ四段(10)地延しと丸出し

2010年10月11日 10:30

 阿◎会長から、久しぶりの御指導を頂きました。
 そこから得られました反省事項を1点、裏技を1点、御紹介します。
1 地延し
  物事がうまく行かない原因は、文字どおり、その行為の前の行為の中にあります。そしてその原因は、更にその前の行為の中に‥、という連鎖の結果なのですが、私の行為の諸悪の大元は「地延し」にあります。
  なぜ地延しがうまく行かないか、といいますと、早く次の段階へ行かねばならないという強迫観念、地延しが多少ダメでもあとの作業で挽回できるはず、といういい加減な思い込みがあるからです。
  しかし、この段階できれいな形が出来ないと、次に述べる丸出しの失敗につながり、更にそれが不恰好な角出しにつながり、そして更にそれが‥、となる訳なのですね。
  地延しの動作自体は単純で簡単なのですが、ここで大切なのは丁寧さです。
  その夜、改めて、高橋邦弘氏のビデオ、五平衛さんがネットにアップしているビデオをじっくり見直しまして、少ししつこいくらいに作業する必要があるものと深く反省しました。(両氏はプロですから、さっさかさっさかやっておられますが、最小限の丁寧さは守られています。)
  
  ‥「丁寧な地延し」
  当面の、私の演練目標にしたいと思います。

2 丸出しの隠し技
  地延しでいびつな箇所を作ってしまいますと、そのときは分からなくとも、丸出しを行っているうちにその部分が強調されて目にもあらわとなります。たいていの場合、ハートの上の部分のような、一部分がちょっと引っ込んだ形になります。
  こうなった時、それを直そうとして、その部分を麺棒でいじくりだすと更に変な形になったり、その部分が薄くなったりして、事態は更に悪化します。
  理屈的には、その引っ込み部分から離れた遠くの箇所から全体的に、肉を押し寄せさせれば良いのですが、肉厚を均一に保つようにかつ余分な肉を一点に向けて持って行くというのは、相当に難しい作業です。(だからこそ、その前段の地延しが大事ということになるのですが‥。)
  そこで、隠し技。
  引っ込んだ部分を指先で掴み、外側に向けてそっと引っ張り出す、のです。
  生地を引っ張るのは基本的に良くないのですが、そのことを除けば、手早く、かつ全体的に均一に肉を寄せながら、形状を修正することが出来ます。

  危機対応の応用動作の一つとして覚えておくと良いかもしれません。


コメント

  1. 多楽 | URL | fJvsSK6s

    ご無沙汰しております

    気がつけば一年近く・・・
    大変ご無沙汰してしまいましたm(_ _)m

    物事がうまく行かない原因は・・・
    納得です
    水回しが決まった時は綺麗なソバに仕上がります

  2. たか陶 | URL | G5Zeud3U

    こちらこそ

     その節はご指導ありがとうございました。
     そば打ちも含め、モノづくりにますますのめり込んでいます。
     子供のころの夏休みと同じで、後が見えてくるとバタバタする、という感覚ですね、どうもこれは。
     それと、技術習得の過程の面白さというのもあると思います。

     それにしても、水回し。なんとかしたいっ。

     

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