東京都知事選

2014年02月13日 18:55

 猪瀬氏の退陣に伴う東京都知事選が行われました。
 私は田母神さんを応援していたのですが、残念ながら当選はなりませんでした。
 個人的な話になりますが、田母神さんは、私の自衛隊現役最後の配置における直近の上司でありまして、約1年半仕えました。 大変立派な上司でした。
 田母神さんに関する様々なお話はきりがないので省略しますが、ひとことで言って、東京都のリーダーとして最も相応しい人だったと思います。東京都(と日本)は、本当に惜しいことをしました。

さて、選挙の結果、主要候補者の得票数は次のようでした。

■ 舛 添 …211.3万票
■ 宇都宮… 98.3万票
■ 細 川 … 95.6万票
■ 田母神… 61.1万票

 組織の後押しのない田母神さんは、相当に健闘したといえるでしょう。(ご本人も組織票に負けたというようなことを言っていました。)
 下の図を見る通り、各政党が上位の3者を支援している中、孤軍で奮戦をした結果の61万票ですから、大いに評価できます。

  田母神1

 得票の内容を年代別に見ると次のようになり、田母神さんを押したのは、20代の若い層です。(田母神‥緑色)
 逆にいうと、他の候補者(特に舛添氏)を押したのは高齢者層でありました。

  田母神2

 つまり、先入観やしがらみのない層は、純粋に田母神さんの考え方や言動、人となりに共感を覚えたということだろうと思います。また、そこにはネットの力も大きかったと思われます。
 その一方、高齢者層は、先入観としがらみで舛添氏などに投票したということだと思われます。そして、そこにはテレビ等を中心とする色の付いたメディアの影響も大きかったようです。

  田母神25

 都内在住の知人の話では、投票に当たって「2度と戦争になってはいけない」ということを言う人(高齢者)がいたそうです。多分これは、田母神さんが選挙戦の最初に、まず靖国参拝をしたことを指すのでしょう。自衛隊OBということもあったかもしれません。

 田母神さんの真意が浸透しきれていない状況であること、あるいは、こういう保守的考えに立ちはだかる壁がいかに大きいかを示しているように思います。

 選挙では、ベストな人を選べるの訳ではありません。複数の立候補者の中から最もマシな人を選ぶということになります。今回、グッと眺めて、多くの点で最もマシなのは田母神さんしかいないと(私は)思うのですが、結果はそうなりませんでした。

 約1年半の勤務を通じた体験から、田母神さんが他の候補者と比較して最も優れていると思えるのは、「私心がない」という点です。「私心がない」というのは言い換えると、「公(国家)の精神に満ち満ちている」ということです。

 「私」のためでなく、ひたすら「公」に殉ずる。これは政治家にとって最も肝要なことで、政治家のあらゆる言動の源泉はここになければなりません。

 当選した舛添さんは、自民党が凋落しかけたとみるや後ろ足で砂を掛けて逃げ出し、今度は、ただただ当選のために集票マシンとしての公明党と手を握り、そしてまた、お金の問題や人格を疑うような噂が飛び交っています。
 そんな私心旺盛な人がリーダーとしてやっていけるのかどうか、答えは徐々に明らかになってくるでしょう。

 もとより、田母神さんとて100%のスーパーマンではありませんが、今回の選挙の結果、3年前に民主党政権を許してしまった、あの時と同じような悔いを再び噛みしめなければならなくなるのではないか、と私はひそかに心配しています。

 いつの日にか、田母神さんが安倍さんとタッグを組んで、存分に活躍できるようになれば、それはまた真に日本を取り戻せた日になる訳ですが、その日が早く来ることを心から願ってます。

  田母神3





コメント

  1. ゴンゴロ | URL | -

    私も田母神さんを応援していたので残念です。
    でも若い人の支持が多いので希望は持てます。
    今のマスコミは駄目ですね。

  2. 管理人 | URL | G5Zeud3U

    ものごとの表と裏

     私の娘が、「田母神さんが落ちた要因に、『原発容認』の姿勢に対して直感的に忌避感を抱く人が多かったというのがあるんじゃないか」と言いました。これは、「再び戦争に‥」と感じてしまう人と同じような感性なのですね。
     現実を直視できない、いわゆるお花畑に居たいと思い続けている小児的人たちなのです。物事に必ず存在する「表と裏」を、大人として意識できない訳です。

     他の3候補は「表」からの話方しかしない一方、田母神さんは「表も裏」も示しながら、現実を説いています。正直なのです(「私は本当はいい人です」というフレーズどおりの人です)。

     憲法改正がらみの話で、よく「戦争のできる国になろうとしている」との批判が左サイドから発せられるのですが、当然、「戦争の『できる』国にならななければならない」のであって、「戦争を『する』国になろうとしているのではない」のです。そこのところの理解が、お花畑の中に縮こまっていると見えないのでしょう。
     戦争はまさに「裏」にあたりますが、これは国として本当に大事な部分であって、これに背を向けてはいけないということだと思いますね。

     私は、早く憲法改正がされるべきだと思います。これが、我が国における諸悪の根源になっています。
     そういう意味で、安倍、田母神両氏には大いに期待しています。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mokuyokai.blog18.fc2.com/tb.php/186-b5ae86e4
この記事へのトラックバック


最新記事