安倍総理は靖国参拝すべきか(総理のまごころ)

2013年07月28日 12:51

 「靖国参拝」は、国を思う心を測る踏絵です。
 今年も、8月15日が近づき、この話題がちらほらとメディアを賑わせ始めました。
 時の総理による靖国参拝、是か非か?
 私は、これまでは、何が何でも中央突破すべきと考えておりましたが、少し考えが変わりました。
 「総理、行くべきか行かざるべきか」と問われれば、答えは「断固行くべし」です。
 しかし、ことは単純ではありません。
 一国のリーダーとしては、考慮しなければならないことが沢山あります。そして、これらのことは、我々が知り得るレベルを遥かに超えておりますから、軽々に是非を評するのはおこがましいと言わなければなりません。(もちろん、意見としては、それぞれの立場から大いに述べるべきです。)

 さらに、今回、安倍総理には、十分に考慮すべきこととして、「日本を取り戻す(戦後レジームからの脱却)」という特別の使命があります。
 そしてその本丸は「憲法改正」です。

 従って、総理の脳裏には、常に、「この最終目標(憲法改正)を成し遂げるため、今、何をすべきか」ということがあると思います。
 当面の政策課題は経済(アベノミクス)とされていますが、これもそのための手段です。そういう工程表になっているはずです。

 こういう観点から、今、靖国参拝をすべきかどうか。
 答えは、しない方が良い、ということになるのではないでしょうか。

 中国、韓国のみならず、最近はアメリカもこの問題には微妙な立場をとるようになっています。(中国、韓国の熾烈なロビー活動の成果であるということもありますが、アメリカ自身も、国益追求の観点から、ある種有効なカードであると判断しているのです。)

 こういう中で、あえて参拝をすれば、大きな摩擦が発生し、その対応に不要なエネルギーを使わなければなりません。そして、そのエネルギーを投入することで事態が改善されれば良いのですが、中韓に、それは全く期待できません。
 いうなれば、言葉が不適当かもしれませんが、靖国は、大事の前の小事。ここは、一回我慢した方が良いということです。

 で、我慢をするのは良いのですが、安倍さんは靖国を参拝しようという気持ちが本当にあるのか、といことについてです。
 以下の写真を見て頂きたいと思います。
 安倍さんは、英霊のことを、人一倍強く考えていることが分かります。

写真1 硫黄島における遺骨収容作業の視察(平成25年4月14日)

   abe iwojima2

 安倍総理は4月14日に硫黄島を訪問し、遺骨収容作業の現場を視察しました。総理は、この視察を重要案件ととらえて、多忙な中に時間を割いた訳です。
 硫黄島では、わが軍の将兵約2万2000人が戦死し、約1万2000柱の遺骨が未帰還のままとなっています。視察後、安倍首相は遺骨収容作業を加速させる考えを示しています。

写真2 次の訪問地(父島)に向かうため隊員の見送りを受ける総理

   abe iwojima3

 硫黄島には、海上自衛隊及び航空自衛隊の部隊が配備されております。写真はVIPに対する見送りのための堵列(とれつ)です。奥に見えるのは、総理を父島へお送りするUS-2です。(父島には滑走路がないので飛行艇で父島の二見湾に着水します。※下注)

写真3 US-2に搭乗する直前、駐機場に膝まづく総理

    abe iwojima5

 前後の経緯が分かりませんが、US-2が待機する駐機場(エプロン)で、突然、総理は膝まづかれます。

写真4 その場に手を着く総理
 その直後、下の写真のように両手を着かれます。

    abe iwojima6
    
  詳しい状況は不明ですが、次のようなことだと思います。
 この駐機場の下には未帰還の遺骨1万2000柱が眠っています。その当時も、そして今現在も、内地へ帰りたいという強い思いを持ったご遺骨が埋まったままになっているのです。総理には、その叫びが聞こえています。

 総理のお気持ちは、この写真で十二分に分かります。
(安倍さんは、本当にいい人だ。)


 総理は今、「日本を取り戻す」という大事業を成し遂げるために獅子奮迅の活動をされています。その一方で、これを阻止しようとする一部マスコミをはじめとした反対勢力の動きもまた活発です。
 ここでもし、それに負けてこの事業がとん挫したら、次のチャンスはいつ来るか分かりません。
 従って、その大事を前に、今回は無理をされなくてよいのではないかと思います。
 英霊も安倍さんのまごころをわかってくれています。


※US-2、二見湾到着の模様動画(冒頭部分だけです。)




【追記】安倍総理は、遺骨収容の具体的な対応を検討しています。

硫黄島、遺骨収容へ滑走路移設 政府が来年度にも着手(2013/04/22 02:00【共同通信】)
 
 政府は、太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の自衛隊基地の滑走路下にある戦没者の遺骨収容に向け、2014年度にも滑走路移設に着手する方向で調整を始めた。近く具体的な工程表づくりに入る。多くの遺骨が埋まっているとされ、遺族らが収容を長年要望してきた。政府関係者が21日、明らかにした。

 滑走路移設には10年で200億~300億円程度の予算が必要とみられている。首相は14日の硫黄島訪問前に自民党議員と会談し「換算すれば年間約30億円で済む」と述べた。訪問時には官邸主導で遺骨帰還事業を加速させる考えを表明した。



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