聴覚障害者蕎麦打ち教室

2009年12月20日 23:12

 聴覚障害者の方24人に対するそばうち教室が開催され、教官その1で参加いたしました。

 手話のできるスタッフ(全員女性)数名、プロジェクターに同時通訳表示をするスタッフ4名に我々教官12名で実施されました。
 下の写真は、概要の説明が行われている状況です。
 
手話とプロジェクターによる説明

 右手に見えているのは、話の内容をパソコンでタイピングしそれを表示している様子です。
 4人の方が、2名ずつ組になって交代しながら文節ごとにタイピングをしていますので、1秒程度のタイムディレイで話に追随していけます。私は、今回、これに一番びっくりしました。




 概要の説明のあと、デモを行いました。
 1.5キロの二八蕎麦です。
 日頃打ち慣れている量であるからかもしれませんが、多目の方がかえって打ちやすいものです。
 このあと、参加者には500グラムで体験して貰うのですが、私個人的には、少量だと打つこと自体も難しく感じます。まして、教えるとなると大変難しく、500グラムの訓練を予め行う必要性を改めて感じました。

デモ

 ここで打った蕎麦は、最後に参加者自身で打った蕎麦と食べ比べて貰うことになっています。




 500グラムの体験コースの場合、必ずしも標準的な手順どおりにしなくとも良いような気がしています。
 たとえば、水回しの際には、(標準的にはあまりやらない)もみ合わせるやり方のほうが体感しやすいし、延しについては、肉分け、巻き延し、本延し等々を厳密にやる必要もないように思えます。生徒さんは初めての体験ですし、最後に出来たか否かが大事なことでしょうからね。

 それにしても、皆さん大変楽しそうでした。
 また、自分の打った蕎麦と教官の打った蕎麦を食べ比べて、それぞれの美味しさをかみ締めていたようでした。
 耳が不自由でも、こうやって愉快に過ごせられるというのは、素晴らしいことです。
 普段は色々と大変なはずですが、是非頑張って欲しいと心からそう思いました。
 そして、機会があればまた参加したいと思いました。

 


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